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乾癬に効果を発揮する様々な治療法

乾癬は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、大変治りづらい皮膚疾患です。

細菌やウイルスによる病気ではないので他人に感染する心配は全くありませんが、全身のいろいろな場所に皮疹ができ、ときには強いかゆみをともないます。

また、関節症性乾癬の患者さんでは、関節に強い痛みや変形が起こるため、日常生活に支障が生じます。

乾癬は、このような身体的な症状ばかりでなく、肌を見られることにストレスを感じたり、行動が消極的になってしまったり、学校や職場での人間関係や、異性との付き合いに悩まされたりなど、精神的な苦痛を感じている方も少なくありません。

乾癬は、まだ原因がはっきりとわからないため完治は難しいものの、適切な治療によって病気をコントロールすることができれば、日常生活に支障をもたらさない程度には出来ます。

乾癬には、さまざまな治療法があります。

今回は、乾癬に効果があると言われる、レミケード、ヒュミラ、ネオーラルについて
です。

中でも、最近注目されているのが、レミケードです。

レミケードは、は米国で開発された薬剤で、バイオテクノロジーの技術でつくられた新しいタイプの薬です。

レミケードは、紅斑、浸潤、鱗屑、落屑などの皮膚症状をはじめ、爪の変形や関節症状にも効果があります。

とくに、継続して使用することによって高い効果が期待できるといわれています。

しかし、レミケードのような、TNFαの働きをおさえる薬の投与を受けると、免疫の働きが低下して感染症にかかりやすくなることがあります。

レミケード治療を受けているときに風邪かもしれないと感じたら、すぐに病院へ行って下さい。

レミケードでの治療を受けたら、日ごろから規則正しい生活を送り、かぜやインフルエンザが流行っている時期には十分に対策を取って下さい。


次に、ヒュミラです。

ヒュミラには、乾癬の他にも、間接リウマチ、関節炎、クローン病などの症状にも効果があるとされています。

ヒュミラは、TNFαを標的とした新しいタイプの薬で,生物学的製剤と呼ばれています。
生物学的製剤とは、遺伝子工学技術(バイオテクノロジー)と呼ばれる最先端の技術によって開発された薬で、生物が産出するたん白質を利用して作り出されます。

ヒュミラは注射での治療法です。

しかし、重い感染症(敗血症、肺炎など)にかかっている方、活動性結核(治療が必要な結核)にかかっている方、ヒュミラの成分で過敏症が出たことがある方、脱髄疾患(多発性硬化症など)にかかったことがある方、うっ血性心不全の方、上記の方には使用する事ができません。

また、副作用が出てしまう場合もあり、

・感染症(結核、敗血症、肺炎など)

・アレルギー症状

・アナフィラキシーショック

・血液障害、

・間質性肺炎

・ループス様症候群

・脱髄疾患

・劇症肝炎

・肝機能障害

・黄疸

・肝不全

などの症状が出てしまう場合もあります。

少しでも異常を感じたらすぐに主治医に連絡してください。

また、ヒュミラの治療を受けている際は、風邪など感染症を予防するために、外出から帰ったら手洗いやうがいを心掛けましょう。

体調管理をしっかり行い、体調管理ノートを活用して、体調管理に努めましょう。

ヒュミラの治療は隔週(2週間)ごとの治療ですので、治療日は忘れないようにしましょう。

そして、できるだけストレスのない生活を心掛けて下さい。

ヒュミラを治療できる病院は限られているので、一度どこの病院で治療を受けられるのか、調べてみるのが良いです。

最後に、ネオーラルです。

ネオーラルとは、免疫抑制剤といわれるもので、内服はこの拒絶反応を抑え、移植組織の定着を助ける働きがあり、またベーチェット病における眼の症状などにも効果があります。

そのほか、全身に広がった、治すのが難しいといわれている乾癬にも使用されます。

ネオーラルについては、全身型の重症筋無力症で、胸腺摘出後もステロイド剤では症状が改善されない場合や、副作用で続けられない時、また今までの治療で十分な効果が得られなかった重いアトピー性皮膚炎にも使用されます

が、この薬だけの治療で効果があるかについては、まだよく判っていません。

ネオーラルの副作用は、腎臓、肝臓、膵臓、造血器、代謝系、脳の障害が起こる場合があります。

服薬中は医師の指示による検査を受けることが大切です。

また、胃腸障害、頭痛、しびれなどが起こることもあります。

この薬を続けると、免疫が抑制され、感染症になりやすいので注意しましょう。

ときに溶血性貧血、血小板減少、横紋筋融解症を起こすことがあり、中枢神経障害の症状などの報告もあります。

ネオーラルの内用液、カプセルはサンディミュンより体内での利用率が高められているので、切り換え時にシクロスポリン中毒を起こすことがあり、注意をして下さい。

併用薬による相互作用も多い薬で、他剤の併用で本剤の効きすぎによる中毒作用、逆に併用で本剤の効きが悪くなることもあります。

点眼液では眼の刺激感、かゆみが起こることがあります。

ネオーラルを服用するにあたっての注意点は、服用の量、用い方が異なるので、医師の指示を守りましょう。

同時に飲むと互いに作用し合って支障を来す薬が多いので、ほかに服用している薬については、医師に知らせておきましょう。

移植のための内服については、入院中の指示に従ってください。

乾癬には1日量を2回に分服、効果がみられたときは、だんだん減量して維持量を決めて続けます。

用法についての詳しいことは専門医の指示に従ってください。