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油断禁物!乾癬症性関節炎とは

乾癬症性関節炎とは、尋常性乾癬の症状に加え、全身の関節に炎症、強ばり、変形などが起こり、痛む症状です。

関節症状はまさしく関節リウマチと酷似していて、進行すると大変痛みます。

主な部位は膝関節、指関節、手首、足首などに症状がでます。

肋骨と胸骨の間の関節、鎖骨と肋骨の間の関節、肩関節などに炎症が起こることもあります。

また、関節炎に伴い全身の発熱がでることもあります。

全身の痒みとともに、関節にも痛みがあるため、睡眠が妨げられたり、風呂、トイレなどの日常的な行動にも不自由を伴う場合があり、生活の質の低下が見られます。


筆記具や箸を持てなくなったり、着替えに介助がいることもあり、患者は大変辛い思いをします。

しかし、必ずしも尋常性乾癬が進行して、関節症性乾癬や膿疱性乾癬となるわけではなく、いきなり関節症や膿疱が現れる場合もあります。

治療薬は尋常性乾癬と同じで、主に外用療法、光線療法、内服療法、注射薬の治療法があります。

特に、内服薬は皮膚炎にも関節炎にも効果があります。

関節炎に関しては、通常整形外科でよく処方される鎮痛消炎剤(ロキソニン、モービックなど)を追加で用いることが多いです。

効用の現れる量を服用し続けると、消化器に薬剤性の潰瘍ができることがあるため、
胃腸薬(ガスター、アルサルミンなど)を併用することがあります。

また、外用薬が処方される場合もあります。

この外用薬は、湿疹のある部位には基本的に使えないため、痒みを抑えることを優先するか、それとも痛みを抑えることを優先するかという究極の選択を迫られる場合もあるようです。