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子宮筋腫治療方法

子宮筋腫治療方法(FUS・UAE)

子宮筋腫の治療方法には色々ありますが、お腹を切らず治療する方法にFUSとUAEというものがあります。

手術でお腹を切りたくないと願う方には、もってこいの治療法です。

このFUSとUAEとは一体どのようなものなのでしょうか。

FUSとは、Focused Ultrasound Surgeryの略で、集束超音波治療の事です。

MRIで病巣を撮影しながた、数百本の超音波ビームを1点に集中させて、その熱で筋腫を焼灼するという、2000年頃から始まった治療法です。

痛みや副作用が少なく、治療時間に時間はかかるようですが、日帰り治療が出来ます。同じ姿勢を保ちつつ、照射・冷却を繰り返し、治療範囲をくまなく焼灼します。

UAEとは、UTERINE ARTERY EMBOLIZATIONの略で、至急動脈塞栓術の事です。

右足の付け根からカテーテルを挿入し、子宮筋腫に血液を送っている子宮動脈だけを詰め、筋腫を小さくさせる治療方法です。

手術の時間は1時間程度で、その後3時間は安静にします。

傷が残るのは、右足付け根の注射痕のみです。

入院日数は3〜4日ほどです。卵巣への影響がまれにあるようです。

FUSとUAEは、条件として原則として妊娠を望まないという事です。

短所は、無効例がある、妊娠・出産への影響不明、症状改善に時間がかかる、再発の可能性などがあります。

費用も他の手術に比べて高額になりますので、じっくり検討してから行うようにしましょう。



子宮筋腫治療方法(薬物療法)

子宮筋腫の薬物療法についてです。

薬で症状が緩和したり、子宮筋腫が縮小することがありますが、効果は一時的です。

残念ながら、子宮筋腫を永久的に縮小させられる薬はありません。

非ステロイド性抗炎症薬の単独使用、またはプロゲスチン(ホルモンのプロゲステロンに似た薬)との併用で、子宮筋腫による出血が軽減することがあります。

通常はどちらの薬も内服しますが、プロゲスチンは筋肉注射することもあります。

ダナゾール(テストステロンに近い合成ホルモン)は、子宮筋腫の増殖を抑制する作用がありますが、副作用があるため使用されることはまれです。

ホルモン系の避妊薬で出血が軽減される人もいますが、避妊薬の使用をやめると不正出血と痛みが再発する傾向があります。

また、避妊薬の使用でかえって子宮筋腫が大きくなる人もいます。

合成のゴナドトロピン放出ホルモン誘導体(GnRH作動薬)にはエストロゲンとプロゲステロンの分泌量を減らす作用があるため、子宮筋腫を縮小させ、出血量を減少させる効果があります。

筋腫を縮小させて切除しやすくする目的で、手術前にこの薬が投与されることもあり
ます。

薬の形態としては、月に1回の注射、スプレー式の点鼻薬、皮下に埋めこむタイプなどがあります。

使用期間は2〜3カ月を限度とします。

これは長期間使用すると、骨密度が減少して骨粗しょう症になるリスクが高くなるためです。

副作用を防ぐため低用量のエストロゲンが併用されることもあります。

GnRH作動薬の使用をやめると、6カ月以内に筋腫が再び大きくなりはじめます。


子宮筋腫治療方法(手術)

子宮筋腫の手術には、子宮筋腫核出術と子宮全摘術の2つの種類があります。

手術方法は子宮筋腫核出術が2種類、子宮全摘術が3種類です。

どのような手術になるかは、筋腫の大きさ・位置などで決まります。

どの様な手術方法になるかは、担当の医師と十分に話し合い、ご自分の納得のいく方法を選択されるのが一番でしょう。

子宮筋腫核出術は、子宮の正常な組織を残し、筋腫のみを摘出する方法です。

筋腫の種類・大きさ・位置などによって適応するかどうか判断されます。

手術方法は開腹手術と腹腔鏡手術の2種類です。

開腹手術は、腹部を大きく切開(8〜10センチ程度)してから、筋腫のみを摘出
します。

腹腔鏡手術は、腹部に小さな穴を数カ所開け、お腹の中を炭酸ガスで膨らませます。

一つの穴から腹腔鏡を挿入し、中の様子をモニターに映し出します。

別の穴から器具を挿入し、筋腫のみを摘出します。

回復までの時間や入院時間は短く、傷も小さく、痛みの少ない手術です。

子宮全摘術は、子宮を全て摘出する手術です。

通常は、ホルモンの分泌を調整する卵巣は残し、子宮のみを摘出しますが、卵巣に異常が見つかった場合は、子宮と一緒に卵巣を摘出する事もあります。

子宮全摘術は、子宮を摘出するため、筋腫の再発はありません。

回復手術は、腹部を大きく切開し、子宮を摘出します。

腹腔鏡手術は、子宮筋腫核出術と同様に器具を挿入し、子宮を摘出します。

膣式手術は、経膣的(膣からアプローチする)に全ての操作を行い、子宮を摘出
します。


子宮筋腫治療方法(漢方薬)


子宮筋腫の薬物療法を行う時に、漢方薬を併用すると女性ホルモンを整え、治療効果が高いと考えられています。

漢方では、子宮筋腫などの疾患の原因は、主にお血(おけつ)という古い血が体内にとどまっている状態や、生殖能力に関係する「腎」が弱くなった事と言われています。

子宮筋腫に適応される漢方薬をご紹介します。

まず、漢方は「証」と言われる、体質や体調によって使用するものが違ってきます。

証の一つの分け方に、体力や抵抗力の程度で示すものがあります。

体力や抵抗力が充実している人は『実証』、体力が無く弱々しい感じの人は『虚証』、どちらにも偏らずバランスのとれた理想的な状態を『中間証』と言います。

実証タイプの方は、『柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)』、

『桃核承気湯(とうかくじょうきとう)』
『大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)』です。

『柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)』は、不眠・イライラ・不安感などの精神不安定(特にイライラが強い時)・ストレスを感じる・お腹をさわると、
おへそのすぐ上でドキドキと脈を打つのが指先に感じられるなどに効果があります。

『桃核承気湯(とうかくじょうきとう)』は、のぼせ・便秘・冷え症に効果がありま
す。『大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)』は、便秘・下腹部の痛みに効果があります。

中間証タイプの方は、『桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)』です。

頭痛・肩こり・めまい・冷えとのぼせ(のぼせがあるが手足が冷える)などに効果があり、お血を改善する作用があり女性疾患の代表薬です。

虚証タイプの方は、『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』、『十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)』『きゅう帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)』の3つです。

『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』は、疲れやすい・冷え症・頭重・めまい・肩こり・貧血の傾向がある・むくみやすいなどに効果があり、お血を改善する作用があり、女性疾患の代表薬です。

『十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)』は、全身倦怠感・食欲不振・病後や術後あるいは慢性疾患などで疲労衰弱しているのに効果があり、免疫力を高め、全身の機能を高めながら消化吸収を促し元気をつける漢方薬です。

『きゅう帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)』は、子宮出血や痔出血など主に下半身の出血・冷え症に効果があります。

下半身の血流改善を目的として、『血府逐オ丸(けっぷちくおがん)』や

『キュウ帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)』を用いることも多く、筋腫がまだ小さく、すぐにも妊娠を望む場合は、漢方周期調整法(漢方周期療法)を行いながら子宮内の環境を整えるようにするようです。

生理時のタイプに合った漢方薬を併用すると、効果が倍増し、大量の生理出血あるいは長期間少量でも持続性出血があって、体力が消耗している場合は、『婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)』『帰脾湯(きひとう)』などを併用して血液を補い体力を保つする方法もあるようです。







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